【吹奏楽vs軽音】どちらも経験してわかったドラムの違い

ごきげんいかがですか?

自称中級ドラマーです。

私は高校時代の3年間を吹奏楽部、

大学時代の4年間を軽音楽部で過ごし、

社会人になってからは高校のOB吹奏楽団や、バンド活動、ニコニコ動画への叩いてみた動画投稿などを行なってきました。

私のドラムの実力は置いておきまして、

経験した音楽の幅は広いのかなと自負しております。

吹奏楽部と軽音楽部のドラマーについて、議論が行われる事もありますが、

上手い人はどちらでも上手いと思いますw

しかしながら、初心者~中級者での成長段階では、すこし特徴が違うと思いましたので、自分の成長の過程で感じた事を紹介します。

1.スネアのオープンリムショットの扱い

リズムパターンの演奏時において、

軽音楽部が頻繁に演奏するような、所謂ロックバンドのドラムですと、スネアドラムを叩く=ほぼオープンリムショットです。

一方、吹奏楽におけるオープンリムショットは強力なアクセントのイメージが強く、楽譜(譜面)上で明確な指示が無い限り、演奏してはいけないような風潮があると感じました。

私自身は、軽音楽部を経験してからは、吹奏楽のドラムにおいてもオープンリムショットを少しずつ入れるようになりました。具体的には、フィルインやサンバ系リズムパターンのアクセント、などです。

吹奏楽曲でのリズムパターンにおいて、常にオープンリムショットを入れる事については未だチャレンジしておりませんが、50人を超える大編成(音量的に必要)やディープパープルメドレー(音色的にふさわしい)を演奏する機会があれば、是非リムショットをバンバン入れたいと思ってます。
(FUZZY CONTROLと言うバンドのドラマーであり、手数王菅沼孝三の娘でもあるSATOKOさんが吹奏楽団で叩いている動画がYOUTUBEにありましたので、検索してみて下さい)

2.リズムを刻む手の速さは軽音楽部が上

これは私のエピソードです。(全てにおいて当てはまるわけではありません)

高校3年の文化祭の時、有志バンドの演奏を見ました。ドラマーはこの日の為に3ヶ月前くらいから始めたようでした。BPM180の8ビートを苦しそうに演奏しており、リズムも崩れています。しかし、私は思いました。『汚いけど、自分(パーカス歴2年半)よりも速い…負けた』と。

これには明確な理由があると思います。

何故なら吹奏楽部においてドラムのアップダウン奏法を教えてくれる人がいなかったからです。当時はそこまでドラムに対する情熱も無かった事、速い8ビートを演奏する機会も無く、自分で調べる事もしてませんでした。

多くの場合、吹奏楽部の打楽器パートにおける基礎練習は練習板を用いて行われますが、ここでは遅い動きは肩から腕全体で、速い動きになる程、指でのコントロールになると教えられます。

これが完全に間違っているわけでは、ありませんが、もう少し他の動かし方もあるんですよね。

モーラー奏法がうんぬんを語りたい訳ではありませんよ。普通の学生だって、実際の楽器を演奏しているうちに、基礎として習ったはずの奏法から、自然とやりやすい腕の使い方に変わってる事が多々あるにも関わらず、その方法を後輩に伝えていく文化が少ないように感じるのが残念なのです。

そもそも本物の楽器で指を使って演奏する場面はとても限定的です。というか、殆ど無いです。硬い素材のものをスティックのチップを使って細かく小音量で連打する場合ですね。

例えばアゴゴベルってテンポ120の16分音符を3連打4連打と行いますが、これはスティックのショルダー部分で演奏するため反発を得るのが難しくなる為、指を使った演奏がほぼ不可能になってしまうのです。

3.ドラムの楽譜はどちらも適当

楽譜はどちらも適当なのですが、

ロックバンドは音源が先で楽譜が後、

吹奏楽は楽譜が先に生まれます。なので少し性質が違います。

まず、ロックバンドのドラムにおいては、そのバンドのドラマーが叩いてレコーディングした音源(CD、データ)を、耳コピして譜面化して、スコアとして発売しています。

フィルインが違ったり、ゴーストノートが違ったり、シンバルが入ってなかったり、私の感覚では7~8割のコピー具合だと思います。適当ですよね。

次に、吹奏楽の場合、作曲者や編曲者が譜面を作成します。打楽器奏者に監修してもらう事があるのかは不明ですが、基本的にフィルインがクソダサかったり(M8系)、アドリブやフィルインとだけ書いてあったり(ニューサウンズ系)します。適当です。

4.軽音楽部(ロックドラム)は音源がプロ、吹奏楽はアマチュア演奏の音源も混じる

初心者がドラムを演奏する上で意識する事は、ロックバンドの音源はなるべく忠実に叩く事でスキルアップが望めます。
プロドラマーが考えたフレーズを真似する事で、テクニックだけでなく、楽曲に対するアプローチの勉強ができるのが大きいです。

吹奏楽曲の場合は、一曲に対して色々な団体の演奏があります。ここ10年くらいで動画サイトでは様々な音源が聞けるようになってきました。

ドラマーは概ねアマチュアです。演奏も上手かったり下手だったり様々です。

聞き比べて、場面ごとに良いとこ取りが出来ます。自分が最高の音源を作るくらいの気持ちでいきましょう。

5.吹奏楽ドラマーは楽譜に強い

楽譜に強いと何が良いかって、教則本を見て頭の中にイメージが浮かびやすい事だと思います。あとは、耳コピした時に書き出す速さが違います。

つまり、時短が出来るのです。限られた時間の中で、譜面を解釈する時間を少なくして、練習に多くの時間を割けるので、練習量が増えます。

もちろん、上手くなるかは個人のやる気次第ですが。

軽音ドラマーは積極的に耳コピした譜面を書いてみる事で、譜面に強くなれると思います。アウトプット(書き出したり、教えたり)出来るという事は自分のモノになっているという事ですから。

6.吹奏楽曲はアレンジのし甲斐が高い

大学(軽音楽部)卒業後、高校のOB吹奏楽団で数年演奏しましたが、ドラムがめちゃめちゃ楽しかったです。

軽音時代に色々なコピーバンドをやって引き出しが増えた事、オリジナルバンドをやって曲に対するアプローチを考えるようになった事の2つが活きました。

吹奏楽でカッコイイドラムを叩くにはあるコツがあるのですが、また別に記事を書ければと思います。

7.吹奏楽ドラマーは主体となる気持ちが大切

吹奏楽でドラムを演奏するならば、ドラムが出すリズムに他の楽器が乗っかる(合わせる)イメージが大切だと思います。

軽音のバンドだとドラムに合わせるが当たり前です。

他の打楽器を演奏する時は指揮者にテンポを合わせるイメージですよね。なので、少し違う演奏感覚が求められます。

具体的には、周りを聞かずにゴーイングマイウェイです。実際には、答え合わせとして聞いてはいるのですが。。。

吹奏楽ではドラムと指揮者の信頼関係は大切だと思います

具体的には、テンポはドラムのプレイヤーに任せてもらうという事です。

しかしながら、なかなか自分でそんな事言い出すのも難しいと思います。そんな時は、「ドラムの音量どうでしたか?」や「ドラムのリズムは指揮の打点に合ってましたか?」と質問してみましょう。感の良い指揮者なら、少し話をした後に、「リズムはドラムに任せるから頼むよ」なんて言ってくれると思います。

私はこれまで6~7人の指揮者の元でドラムを演奏して来ましたが、どの方もそんな感じでした。

8.吹奏楽ドラマーはドラムを叩く時間が無い

吹奏楽部員は夏のコンクールをメインに、秋に文化祭、冬になんかのコンサート、春に定期演奏会や卒業式入学式で演奏会します。

私が所属していた高校では、5月~7月はドラムセットをしまっていました泣

吹奏楽部は打楽器が沢山あります。曲中で楽器間の移動がある為、コンクールの本番と同じ配置にして移動の練習も行います。その為、スペースが狭い場合、使用しない楽器は仕舞ってしまうのです。

また、吹奏楽部員は個人練と同じくらい、場合によっては個人練習よりも合奏の時間が長いです。

そして、合奏も延々と演奏する訳では無く、仕事で言うと会議(打ち合わせ)の要素が強いです。

長い会議(公開処刑有り)のせいで資料作成が終わらない。

長い合奏(公開処刑有り)のせいで個人練習が捗らない。

なんか日本って残念ですね。

まとめ

学生時代に単純にドラムをやりたいなら軽音楽部に入った方が良いです。

沢山ドラムを叩く時間があるので、楽しいし上手くなります。

しかしながら、ある程度スキルが身につくと、吹奏楽の演奏もアレンジのし甲斐があって楽しいです。

最後までご覧いただきましてありがとうございます。
♪ドラム系全記事一覧も是非ご覧ください♪

スポンサーリンク
レクタングル広告(大)




レクタングル広告(大)




シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする

スポンサーリンク
レクタングル広告(大)