ドラム耳コピの方法とコツについて

ごきげんいかがですか。自称中級ドラマーです。

私は学生時代、軽音楽部でいくつものバンドを掛け持ちしていました。

ドラムで耳コピした曲は100曲以上あります。
(上には上がいらっしゃいますが)

そんな私が、耳コピの方法やコツについて語ります。

1.ドラム耳コピの前に音源を聞きまくる

本格的な耳コピ前に、音源を出来るだけ聞いておくと耳コピが楽になります。

コピーする曲が決まったら、すぐに音源を手に入れましょう。

通勤通学などの時間を使って1回でも多く聞いておきましょう。

1-1.コツは、4つの要素を意識すること

音源を聞くときのコツは、4つの要素を意識する事です。

ドラムを叩くのに必要な曲の要素は4つあります。

・曲の構成、流れ(イントロ、Aメロ、Bメロ、サビなど)

・リズムパターン

・フィル

・キメ

これらを意識して聞きましょう。

ポイントは、どこになにがあるかを覚えていく事です。

例えば、

・全体的に8ビートだな

・Bメロのリズムにタムを使っているな

・Bメロの小節数が区切りが悪い(8や16じゃない)な

・サビはライドシンバルで刻んでいる

・2番のサビの終わりは3連符のフィルか

・アウトロでキメが多い

・キメの間にフィルインがある

みたいな感じです。

1-2.耳コピのイヤホンはカナル型がオススメ

耳コピで使用するイヤホンはカナル型(イヤーパッド付きでフィットするタイプ)がオススメです。

私はオーディオテクニカの低音重視タイプの製品を使っています。

バスドラムの聞きやすさが全然違います。

他に1万円超えのイヤホンも試聴しましたが、正直あまり違いが感じられませんでした。

5000円程度までのイヤホンは、ハッキリと違いがあります。

コスパが良いという事ですね。

1-3.耳コピはヘッドホンが圧倒的に捗る

家ではヘッドホンを使っています。

ヘッドホンの方がイヤホンよりも音質が格段に良いです。

イヤホンに比べると特にハイハットのオープンクローズ、タムが聞き取りやすくなります。

1万円のヘッドホンは3万円のイヤホンより音質が良い、なんてヤ●ダ電機の店員さんが話していました。

ヘッドホンは低音と高音の聞きやすさが両立されています。

2.耳コピは4段階に分ける

それでは、いよいよ本格的に耳コピしていきます。

4段階に分けて耳コピしていきます。

・構成

・リズムパターン

・キメ

・フィルイン

2-1.構成

曲の構成と小節数をメモしていきます。

例です。

イントロ8
Aメロ8
イントロ4
Aメロ8
Bメロ8
キメ1
サビ16
Gt.solo16
サビ8
サビ8
アウトロ16
キメ1

みたいな感じです。

耳コピの楽譜の画像を以下に載せます。

画像の赤線部分です。

2-2.リズムパターン

リズムパターンを耳コピします。

楽譜で書くのが望ましいですが、自分でわかれば何でも良いかと思います。

基本的には、リズムパターンから耳コピしていきます。

難しいフィルインや、キメがある場合には、後回しにします。

以下の画像について解説します。

左のA8は、Aメロが8小節ということですね。

まず1小節目は普通の8ビートです。

ドドパツドドパツ

2、3小節目は1小節目と同じなので書いてありません。

4小節目にバスドラムのパターンとハイハットオープンが入ります。

5小節目は1小節目と同じパターンですが、簡略化のためにバスとスネアをなんとなく記載してます。

6小節目はバスドラムに変化があり、

7小節目に1小節目と同じパターンに戻り

8小節目は欠けてますがフィルインです。

この曲は少し変化多いですが、簡単な曲であれば、各構成の1小節目のパターンのみを書くのみで終わることもあります。

2-3.キメ

そもそもキメとは、皆で同じ(全くの時もあれば大体の時もあり)リズムを演奏する事です。

例えば、アジカンのループ&ループのイントロなどです。

↓再生するとイントロの終わりから流れます。

キメは曲によって量や複雑さが異なります。

シンプルなキメであれば、シンバルやスネアを他の楽器と同じリズムで叩く形となります。

このキメと、後述するフィルインによって耳コピの時間が決まります。
(30分で終わる曲もあれば4時間掛った曲もありました)

キメとフィルインは絡み合っている事もあります。

挫折したくなる事もあると思いますが、頑張りましょう。

以下、画像について解説します。(アジカンとは関係ない曲です)

7小節のアウトロ(曲の終わり)をコピーしてみました。

1小節目は8分音符が書いてありますが、これはドドパツドドパツです。
覚えてしまっていたので、簡略化してあります。

2小節目にキメ
3小節目にリズムパターン
4小節目にキメ(+フィルイン)
5小節目にリズムパターン
6小節目にキメ(+フィルイン)
7小節目にシンバル伸ばしで終わり

2-4.フィルイン

最後にフィルインをコピーしていきます。

4段階目としましたが、

リズムパターンや、キメと一緒にコピーしてもOKです。

フィルインは、リズムパターンの最後やキメの合間に登場する事が多いからです。

私は、すぐに聞き取れるフィルインは、リズムパターンやキメをコピーする時に一緒にコピーしています。

長かったり、複雑で聞き取りにくいフィルインは、最後にじっくり聞きこんでコピーします。

フィルインは耳コピの負担が大きい割りに、演奏時間は短いです。

適当でも曲として問題なく成り立つ部分もあります。

反対に、曲の象徴となるようなフィルインもあります。

例えば、アジカンのドラムはスネアのアクセント移動のイメージが強いです。

2回目のAメロに戻る前のアクセント移動フィルインはしっかりコピーしたいですね。

3.耳コピのコツ

3-1.動画で耳コピしてみる

頑張って耳コピするよりも、他人が叩いてみた動画を見る方が100倍速く耳コピ出来ます。

Youtubeやニコニコ動画などで、多くの人が叩いてみた動画をアップロードしています。

百聞は一見に如かず、とは耳コピの為にあるような言葉です。

注意点としては、適当に叩いている可能性があることです。

決して鵜呑みにはせず、音源と聞き比べてみて下さい。

叩く人によって解釈が変わってくるのもドラムの面白い部分ではあります。

また、バンドのドラマー本人のプレイもライブ映像やPVで見る事が出来ます。

ドラムが目立つ所は、ドラマーがアップにされる事が多いです。

こちらも、音源とPVでプレイが違う事があります。

PVだと3点セットで叩いていたり、タムが無いなんてこともあるので注意しましょう。

3-2.スネアやバスドラムに着目する

主に、リズムパターンを耳コピする時に使える方法です。

スネアだけ、バスドラムだけ、ハイハットだけ、など

1つの楽器に着目してコピーすると少しずつ全体像が見えてくる事もあります。

3-3.リズムから耳コピする

フィルインで色々な楽器を連打して叩いているけどよくわからない場合、

まずはリズムだけでもコピーしてみましょう。

あとから、スネアやシンバルに着目する事で、全体像が見えてくる事もあります。

3-4.お尻から耳コピする

複雑なフレーズの場合は、お尻など、後ろ側から耳コピしていく方法もあります。

頭から順番にコピー出来ればベストですが、確実に聞き取れる所を少しずつ耳コピして

流れを確認しながら耳コピを進めていく方法もあります。

3-5.多くの曲を耳コピして引き出しを増やす

ドラムの耳コピにおいて、引き出しが多い事はとても有利です。

言い換えると、引き出しの多さ=耳コピの力と言えます。

リズム、フィル、キメの全てにおいて、今までにどれだけ多くの種類のフレーズを叩いた事があるでしょうか。

楽器を演奏する事は、言葉を話す事と似ています。

例えば、英語を勉強したてでアルファベット26文字を覚えたての人がいたとします。

その人がappleという言葉を見ても、単語を知らなければ、

エー・ピー・ピー・エル・イー

という5文字のアルファベットの羅列と捉えるでしょう。

一方で、義務教育を受けた多くの人は、

りんご

と認識すると思います。

言葉を学習すると、

ストレスが無く、スムーズに快適に、記憶する事ができます。

ドラムも同じように、経験を積むことで、

耳コピがスムーズに出来るようになります。

例えば、以下のような8連打のフィルがあります。

”スネアスネアハイタムハイタムロータムロータムフロアフロア”

ドラムを数か月練習していれば、

”タタトトテテトト”

くらいの認識になるでしょう。

熟練者になれば

”タム回し”

くらいの認識にできます。

「あぁ、あれね」くらいで叩けるフレーズが、自分の中にあるドラムの引き出しです。

この引き出しの量が、ドラムのレベルの差にもなるのです。

いちいちリズムやフィルやキメに名前がある訳ではありませんが、

引き出しが増えるにつれて自然と「ああ、Aメロはアレね」となっていくものです。

3-6.悩み過ぎない

精神論ではありますが、悩み過ぎないことも大切です。

しっかり耳コピしようとすると、

ハイタムなのかロータムなのかわからない。

シンバルは16インチか18インチかわからない。

この音はライドをクラッシュさせているのだろうか。

など、悩む事があると思います。

考えてみてわからなければスパッと諦めましょう。

特にフィルインは、演奏時間が短いです。

悩む割に効果が薄いです。

もちろん、新たな引き出しが増えるメリットもありますが。

演奏時間の割合で考えると、リズムパターンが曲の8割以上を占めます。

リズムパターンをしっかりコピー、練習する事によって、

1曲のクオリティは上がります。

4.おわりに

いかがでしたでしょうか。

ドラムには、リズム、フィル、キメともに鉄板(あるある)フレーズがあります。

超初心者の場合は、耳コピ前にそちらを練習した方が良いかも知れません。

ドラム超初心者必見!今日からドラムを始める人に叩いてみてほしいリズムパターン9選

しっかり耳コピする事は辛いです。

しかし、そのフレーズがモノに出来たとき、ドラマーとして一段階レベルアップします。

言い換えると、テキトーに耳コピして自分の引き出しの範囲内でプレイしていると、

どれだけ時間をかけても成長できない(引き出しという面では)という事です。

こういう人、結構います。

上手くなるのは大変なのです。私も頑張ります。

最後までご覧いただきましてありがとうございます。

サイトマップ(記事一覧)

スポンサーリンク
レクタングル広告(大)




レクタングル広告(大)




シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする

スポンサーリンク
レクタングル広告(大)




コメントの入力は終了しました。