ダブルストロークが出来ない人に、4ステップでコツを解説します。
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ステップ1.スティックを指で挟んで持つ
スティックの横を挟んで持ってみましょう。
リバウンドした時に、スティックを妨げないことがポイントです。
ステップ2.スティックを手で持ちあげて自然落下させる
スティックの先端を、反対の手で持ち上げて離します。
自然落下させます。
すると、何回かリバウンドします。
ボールを落とすと何回かバウンドして、やがて短い間隔になり、止まる。
それと同じことをやってみましょう。
ステップ3.人差し指でリバウンドを殺す
次に、人差し指を軽く握りこんでみます。
これは、リバウンドを殺すということです。
ドラムはリバウンドコントロールが大切ですが、
リバウンドさせることよりも、
リバウンドの殺し方(コントロール)が重要です。
適当に叩いても、ダブルストロークに必要なリバウンドは得ていることが多いです。
リバウンドし過ぎている状態を、制御していきます。
ステップ4.腕や肘でスティックを振る
先ほどは、スティックを持っていない手で持ち上げて自然落下させました。
実際の演奏においては、腕や肘の振りを使って動力としてみます。
このとき
・人差し指のリバウンドコントロール
・腕や肘の振りの強さ
この2点を調整してみましょう。
色々試しながら感覚を掴んでみましょう。
ちなみに、このやり方は極端に遅いと出来なくなります。
よくある解説の、「始めはゆっくりから、2打目を強く、地道にテンポを上げる」
ということはしないで下さい。この練習においては、です。
まずは適度なテンポ(100~120)くらいで出来るようにしてから、
より速度の範囲を広げられるように練習してみましょう。
おまけ コツはリバウンドコントロール
この記事では握り方や振り方を紹介してきましたが、
それは、初心者の方が手っ取り早くダブルストロークを行う方法です。
ダブルストロークで重要なのは、リバウンドのコントロールです。
言い換えるとリバウンドの殺し方です。
一つの握り方にこだわる必要はありません。
先ほど紹介したのは、人差し指の腹でリバウンドをコントロールする方法でした。
支点(握り)の手前でリバウンドをコントロールしました。
しかし、支点(握り)の奥でリバウンドをコントロールしても良いのです。
例えば、親指と中指で握り、
人差し指でリバウンドをコントロールしてもダブルストロークは叩けます。
この時、支点(握り)よりもスティックの先端側でリバウンドをコントロールすることになります。
色々な握りで練習しておくことで、
ドラムセットで叩いた時にスムーズにダブルストロークを演奏することができます。
例えば、小指側支点でパワフルな演奏をしつつ、
握りをあまり変えずにダブルストロークも混ぜることが出来たりするわけです。
いかがでしたでしょうか。
ダブルストロークでドラミングの幅を広げてみて下さい。