ジャズドラムのシンバルレガートのタイミングってテンポによって異なるのをご存知ですか?
- なんかしっくり来ない
- スウィングしてないと言われた
こんな方は必見です。早速ご覧ください。
1.この音のタイミングが異なる
スウィングの基本リズムは
チーツッツ
の繰り返しですが、この赤字で示した所のタイミングがテンポによって異なるのです。
結論から言ってしまえば、
テンポが遅いほど後ろの音寄り
テンポが速いほど前の音寄り
になります。
2.テンポ100程度
テンポ100程度の場合、以下の譜面に近いタイミングとなります。
文字で現わすと以下のようなイメージです。
チーーーツッッツチーーーツッッツチーーーツッッツ・・・
3連符寄りにならないように、じっくり溜めて演奏する事がポイントです。
フィルインはきれいな3連符で演奏するので、リズムパターンとの切り替えを意識すると良いですね。
3.テンポ150程度
テンポ150程度の場合、以下の譜面に近いタイミングとなります。
文字で現わすと以下のようなイメージです。
チーーツッツチーーツッツチーーツッツ・・・
キレイなシャッフルビートなので、演奏しやすいですね。
4.テンポ200程度
テンポ200程度の場合、
3連符と8分音符の間くらいのタイミングとなります。
吹奏楽のルパン三世のテーマ(M8ではなくNSBのスウィングしてる方)が当てはまります。
また、拙い演奏ではございますが、このページの下部にも比較動画を設けております。
余談ですが、マクドナルドは結構速いテンポのジャズが流れている事が多いのでオススメです。
5.テンポ250程度
テンポ250程度の場合、以下の譜面に近いタイミングとなります。
文字で現わすと以下のようなイメージです。
チーツツチーツツチーツツ・・・
ほんの少しだけ、3連符に寄せるのがポイントです。
6.動画
テンポ100、150、200、250の順に演奏しています。
7.まとめ
いかがでしたでしょうか。
シンバルレガートは細かい連打になるため、指の使い方などに注目されがちです。
しかし、どのようなタイミングで演奏したいのかをしっかりイメージする事も大切です。
シンバルレガートのテンポによる違いを意識しながら色々な曲を聴いて素敵なジャズライフを送って下さい♪
最後までご覧いただきましてありがとうございます。