吹奏楽の人気曲、オーメンズオブラブ。
吹奏楽部の経験者であれば一度は演奏したことがあるのではないでしょうか。
ポップス曲では定番で、ドラムが大活躍します。
今度初めてドラムを叩くから不安。。。
本番まで時間が無い!!!
そんな方の為に初心者向けのアレンジをしてみました。
1.特殊な基本リズムパターンをベーシックな8ビートに変える
基本リズムパターンは、以下の超シンプルなパターンに変えてしまいましょう。
バスドラムはとりあえず4分にしてありますが、スネアが入る2、4拍目は踏まなくても構いません。
なお、原曲(吹奏楽版)のリズムパターンは以下のパターンが多く使われています。
2、4拍目にスネアを叩くのがポップスの基本的なリズムですが、
このパターンは3拍目の裏にもスネアを入れています。
おそらくサビの管のリズムをモチーフにしていると思われますが、
ハッキリって、かなり癖が強いパターンです。
例えるならば、数年前に流行ったキュウリ味のコーラくらいの癖があります。
ひとくち程度なら飲みたいと思いますが、ペットボトル1本飲むのは結構苦痛ですよね。
原曲(スクエア)もこんな変わった所にスネアは入れてません。
2.サビのシンコペーションもシンプルに変える
前項にも関連しますが、この曲のサビは管楽器が以下のようなリズムを強調しています。
原曲のドラム譜だと、かなり積極的にこのリズムに合わせています。
恋愛で言うと、片思いの時に
朝におはようのラインをして、
昼に食べたものの写真を送って、
夜におやすみのラインを送る
みたいな感じです。個人的にはちょっと引いてしまいます。
そこで、原曲(スクエア)と同じように4拍目の裏だけ合わせてみてはいかがでしょうか。
好きな人に用事があるふりをして話しかけるようなイメージです。
3.1コーラスと2コーラスは極力同じにする
これはこの曲に限った事ではありませんが、
ドラムを簡単にしたい時は1コーラスと2コーラスで同じプレイをしましょう。
ドラムは同じ事を繰り返すことが多い楽器です。
例えば、Aメロのドラム譜を覚える時に2種類の覚え方を比べてみましょう。
その1 1小節+1小節+1小節+1小節+1小節+1小節+1小節+1小節
その2 1小節×8
その2の方が頭の容量を使わずに覚える事が出来ますよね。
同じように2コーラス目のドラム譜を覚える時は、
2コーラス目 1コーラス目と同じ
と覚える事で頭の容量を節約出来るのです。
逆に、少し凝ったプレイをしたい時には、1コーラス目と2コーラス目のプレイに変化をつけるのがおススメです。
4.重要なキメフレーズは頑張る
この曲で重要なキメフレーズは以下の3つです。
- 2コーラス目のサビ前のキメフレーズ繰り返し
- アウトロに戻る前のキメフレーズ繰り返し
- 曲の最後のキメフレーズ
同じようなキメフレーズを繰り返す場合は、少しだけ変化させてみましょう。
2回目の方を音数を多めに叩いたり、シンバルを多めに入れたりすると盛り上がるでしょう。
5.動画はコチラ
ニコニコ動画で音源に合わせて演奏しております。
マイリストよりご覧ください。
6.譜面はコチラ
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