ドラムの5つ割りフレーズって少し難しい感じがしますよね。
ハッキリ言ってあまり使う機会は無いです笑
しかし、ドラムソロやオリジナルバンドでスパイス的に使うと面白いですし、
何より一目置かれること間違いなしですので、初心者ドラマーの方にも知っておいて頂きたいので紹介します。
1.5つ割りフレーズとは?
そもそも5つ割りフレーズとは、簡単に言うと、
5つの音を複数回繰り返して惑わせるフレーズです。
リズムパターンでも、フィルインでも用いる事が出来ますが、
今回の記事ではフィルインに限って進めていきます。
2.16分音符の分け方がポイント
この世に存在する曲の多くは、画像のようなリズムの縛りの元に演奏される事が多い(筆者の感覚では8~9割)です。
残りの1~2割は、3連符を主体とした(シャッフルと言われたりもします)リズムなどです。
ざっくりとした特徴は
・1小節あたり16個の音に分けられている
・4つの音(4つ割り)で区切ると自然な流れで聞こえる
です。色々と他の言い回し(1小節は32個や12個に分けたりも出来る、など)もありますが、
とりあえず今は考えないでおきましょうw
ここでのポイントは、16個ある音をどのように区切って演奏するかです。
次の項目より、区切り方と譜例を紹介していきます。
3.5+5+5+1のフレーズ
これ、いきなりで申し訳ありませんが、そのままだとあまり使う機会はないと思いますw
音楽は自由ですが、あくまでも練習用のフレーズとしてお考え下さい。
シンコペーション(クウ・食う)がある場所で、最後の音でシンバルを叩き次の小節へ繋げる、なんてのは良いと思います。
4.5+5+6のフレーズ
基本的に1小節のフィルインで使うのであれば、おススメするのは5+5+6のパターンです。
5つ割りを2回繰り返すと次の音が裏拍にならないので使いやすいのです。
譜例は小項目で紹介していきます。
4-1.5+5+2+2+2のフレーズ
この記事の中で一番使いやすいパターン。
なんとなく5つ割りを使ってみたい時に迷ったらこれです。
4-2.5+5+2+4のフレーズ
スネアの連打で締めると勢いを残したまま次に繋げられますね。
4-3.5+5+4+2のフレーズ
手足のコンビネーション&5つ割りで初心者殺し?のパターン。
軽いソロにも使えそう。
4-4.5+5+3+3のフレーズ
5つ割りは5つの音をすべて叩く必要はありません。
ハイハットのオープン音で2つ分音を使っています。
5.4+5+5+2のフレーズ
2拍目(5個目の音)から5つ割りを始めると、5つ割りの存在感が消えて自然と溶け込みやすい印象に。
ただ、ロータム叩く時に左手からだと叩きにくいですね。
そんな悩みを解決するのが↓のフレーズです。
最後なので応用編という事で32分音符を絡めてみました。
ロータムの叩き始めが右手になるので叩きやすい事間違いなし。
6.動画とまとめ
いかがでしたでしょうか。
・5つ割りでどんなフレーズを繰り返すか
・5つ割りを何回繰り返すか(この記事のように1小節なら2回か3回になりますね)
・どこから始めるか
なんてことを考えながら素敵なフレーズを作って下さい♪
最後までご覧いただきましてありがとうございます。
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