ティンパニのロールが上達するたった一つのコツ【回外で叩く】

ドラム小話
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こんにちは!K13(@jisyoutyuukyuu)です。

YouTubeで100連発動画を投稿したり、コピーバンドでドラム叩いたりしてます。

この記事ではティンパニのロールを安定させるための前腕の回転、グリップ、腕の使い方について解説します。

  • ティンパニロールが速く叩けない
  • クレッシェンドが上手くいかない
  • ロールが安定しない
  • 手首が疲れる
  • マレットの持ち方がわからない

このような悩みがある方へ書いていきます。

ティンパニのロールでは、手首だけを動かすのではなく、前腕の回転を利用してマレットを動かしてみましょう。

小さい音では前腕の小さな回転、音量を上げるにつれて動きを大きくし、クレッシェンドの最後では肘の動きを加える、という考え方です。

詳しく解説していきます。

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1.ティンパニのロールに重要な前腕の回転って?

そもそも前腕とは、腕の肘から手首までの部分です。

この前腕は回転させる事が出来ます。

日常生活で例えると、こんな所で使われる動きです。

  • ドアノブを回す
  • 外出時にドアのカギを開け閉めする
  • 手のひらと手の甲を交互に素早く見る

2.手首を曲げる動きは腱鞘炎の原因になる

手首を大きく曲げ伸ばしする動きを繰り返すと、手首や前腕に負担がかかくことがあります。

特に力んだ状態で繰り返すのは避けたいところです。

手首だけを大きく動かす方法では、動きが大きくなりやすく、安定した連打につなげにくいと感じます。

問題なく演奏出来ている方は、知らず知らずのうちに、肘も使っているのではないでしょうか。

僕も手首を固定して、肘の関節を細かく動かして連打する事があります。

スネアドラムのオープンリムショットを連打したい時などです。

これはこれでアリだと思います。

3.前腕の回転を使う為のグリップがフレンチグリップ

吹奏楽部でまず初めに習うグリップでよく聞くのが、

ジャーマングリップで、スティックが腕と真っすぐになるように、

ですね。

 

 

 

 

 

 

 

 

このグリップで先ほど紹介した前腕を回転させる(ドアノブを回す)動きをすると、

スティックがドリルのように回転するだけになります。

これでは太鼓を叩く事は出来ません。

では、どのようにすれば、前腕の回転を使って太鼓が叩けるのでしょうか。

意外と単純で、スティック(マレット)を腕に対して真っすぐ持たない事です。

 

 

 

 

 

 

 

 

この状態で、前腕を回転させる(ドアノブを回す)動きを行うと、

太鼓を叩けそうなスティックの軌道になると思います。

4.時計回りの回転を使える持ち方に変形させる

先ほどの持ち方だと、右手では時計回り(左手では反時計回り)の前腕の回転が、マレットを打面方向へ動かすようにグリップを調整します。

理由は指の当たり具合が調節できるからなのですが、あまり深く考えなくても大丈夫です。

やり方としては、先ほどの持ち方をしたまま親指を上に向かせるだけです。

手首は横を向く事になります。

 

 

 

 

 

 

 

 

これで、右手の場合、時計回りの前腕の回転で太鼓を叩けるようになります。

あとは実際にティンパニを叩きながら、肘の位置(脇の開け具合)を調整します。

脇が広く開くほど、手首は曲がる事になります。

自分でやりやすい位置を模索してみて下さい。

あとは手首の角度ですね。

上手く前腕の回転がスティックの振りに代わる為に、手首の角度も調節してみて下さい。

5.前腕の回転はおいしい部分を使おう

机の上に手を置いてみましょう。

手の甲は上にしてみて下さい。

 

 

 

 

 

 

 

 

次に、小指側を軸にして外側にひっくり返してみましょう。

 

 

 

 

 

 

 

 

これが、前腕の可動範囲です。

0°から180°くらいです。

ひっくり返す途中の親指が真上を向いた時が90°です。

 

 

 

 

 

 

 

 

この90°を中心とした、70°~110°くらいを往復するような回転を使いましょう。

そのために、脇の開きや手首の角度を調整しましょう。

この記事で言う「回外」は、手のひらを上向きにする方法の前腕の回転の動きを指しています。

6.クレッシェンドの後半は肘も使った連打へ切り替える

この記事では主に前腕を使ったロールを紹介しましたが、

肘も使ったロールの方がパワーが出ます。

ロールの前半は前腕を使ったロール、

ロールの最後に肘も使ってクレッシェンド

と繋げられるとパワフルな演奏が出来ます。

7.実際の練習方法

  1. マレットを持たずに前腕の回転だけ練習
  2. マレットを持って確認
  3. ティンパニを使って練習
  4. 徐々に音量を上げる
  5. クレッシェンドで肘の動きを加える

7-1.マレットを持たずに前腕の回転だけ練習

まずはマレットを持たずに前腕の回転だけ練習してみましょう。

右手の人差し指を左手で持って右手の前腕をクルクルと回転させてみましょう。

身体の使い方の確認なので軽く行いましょう。

数十秒程度でも前腕に疲労を感じる場合があります。無理に続けず、軽く休憩してください。

7-2.マレットを持って確認

次に、マレットを持って叩く向きを確認します。

今まで行ったことのない身体の使い方をしている方は、マレットの叩く力が真下に伝わる角度を研究しましょう。

ポイントは、脇を開けて軽く前傾姿勢になることです。そうするとティンパニの打面に垂直に力が掛かり無駄のない動きになります。

左右差も無くなるように膝の上や布団の上などで叩いてみましょう。

マレットでなくてもスティックでも練習が出来ます。ティンパニのマレットを想定するならスティックを反対向きに持つのもおススメです。

7-3.ティンパニを使って練習

実際にティンパニを叩いて練習していきます。

ここでも、身体の使い方が合っていること、打面に垂直にマレットが当たっていることを確認します。斜めに当たると安定しません。

大きいサイズのティンパニでソフトマレットで叩くと上手くなった気がするのでおススメです。

7-4.徐々に音量を上げる

マレットをミディアムハードやハードにして、音量を上げて練習をします。

例えば、BPM160の16分音符に合わせて叩くのもオススメです。最初は1~2拍、その次に4拍(次の拍の頭まで叩くと17連打)と練習していくのがおススメです。

7-5.クレッシェンドで肘の動きを加える

クレッシェンドで肘の動きを加える練習をしましょう。

前腕の回転(小)→前腕の回転(大)→肘で叩く

という3段階の切り替えをスムーズに出来るようになるとパワフルなクレッシェンドの演奏が出来るようになります。

前腕の回転と肘で叩くのは、共存する(=前腕と肘を両方)状態と肘だけで叩く状態を分けて練習しましょう。

肘だけで叩く状態というのは相当力んでいます。しかし、クレッシェンドの最後の数発くらいであれば身体への負担はそこまで大きくありませんので気にする必要はないと思います。

8.終わりに

楽器演奏やスポーツは感覚的な要素が強く、

指導する人も自分の身体で行われている動きを理解していない可能性があります。

スティックの動きだけでなく、指、手首、前腕、肘、肩、などに細かく注目する事で、新たな発見があるかも知れません。

また、握り方や動かし方は一つの方法に固執してしまうと上達の妨げになります。

私自身、スネアのロールはジャーマングリップで腕とスティックが真っすぐになるような持ち方を使います。

いわゆる基本と言われている持ち方です。

また、この記事では前腕の回転(回外)を紹介しましたが、反対方向の回内という動きもあります。これはマリンバのマレット2本持ちの際、内側のマレットを回転させる動きになります。無意識に使っている方も多いのではないでしょうか。

身体の使い方、打楽器演奏では大切な要素の一つです!

以上で終わります。

※この記事は僕が過去にティンパニを演奏していた経験をもとに、身体の使い方についてまとめたものです。

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